碧眼の副社長は愛をささやく
「エリックさんが俊介のバカと同じとは限らないでしょ、
 今は冷凍食品もあるし、食配便?だっけもある、
 コンビニにだって総菜売ってる時代じゃない」

「でも、別れるって言われたらどうしよう」

「でも、いずれ結婚するなら、避けては通れないよ」

「別れたくない」

真紀がローテーブルの上にあったポテトチップスをつまみながら言う、

「でも、私に相談したって事は、自分でも分かってるんでしょ、
 今のままじゃ駄目だって」

こくんとうなずく。

「なら言っちゃいな」

友人の言葉に背中を押されていた。
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