碧眼の副社長は愛をささやく
神社に向かう道は、生い茂る木々の、木漏れ日が差し込み、
幻想的な雰囲気を感じさせてくれる。
小さな神社だが、恋愛成就の神様で、特に若い女性に人気があり、
パワースポットとしても有名。
地元の人はもちろん、観光客も多く、
思っていたより、人ごみで賑わっていた。
まず、手水舎(ちょうずや)で手を清め、エリックを振り返る。
「エリックは行かないの?」
「僕はキリスト教徒だから、見ているだけにするよ、
綾乃はお祈りしてきたらいいよ」
「分かったわ」
エリックと別れ、本殿に向かう。
小銭をお賽銭箱に投げ入れ、鐘を鳴らす、
二礼してから、手をぱんぱんと叩き、礼をした。
エリックとずっと一緒にいられますように・・・
神様にお願いする。
エリックと合流して、社務所に向かう。
「ねえ、おみくじしましょう」
「おみくじ?」
「今年一度もしていないの」
エリックの手を引き、強引におみくじを勧める。
最初、どうしようか迷っていたエリックだが、
おみくじぐらいなら・・・と引いてくれた。
結果。
私は『大吉』、エリックは『凶』
「凶・・・」
エリックは少しショックを受けたようで、沈んだ顔をしている。
「大丈夫、いい事あるわ」
エリックの背中をぽんぽんと叩いて励ます。
お互い、おみくじを読んだ後、神社の裏手にある木に、
おみくじをくくりつけた。
幻想的な雰囲気を感じさせてくれる。
小さな神社だが、恋愛成就の神様で、特に若い女性に人気があり、
パワースポットとしても有名。
地元の人はもちろん、観光客も多く、
思っていたより、人ごみで賑わっていた。
まず、手水舎(ちょうずや)で手を清め、エリックを振り返る。
「エリックは行かないの?」
「僕はキリスト教徒だから、見ているだけにするよ、
綾乃はお祈りしてきたらいいよ」
「分かったわ」
エリックと別れ、本殿に向かう。
小銭をお賽銭箱に投げ入れ、鐘を鳴らす、
二礼してから、手をぱんぱんと叩き、礼をした。
エリックとずっと一緒にいられますように・・・
神様にお願いする。
エリックと合流して、社務所に向かう。
「ねえ、おみくじしましょう」
「おみくじ?」
「今年一度もしていないの」
エリックの手を引き、強引におみくじを勧める。
最初、どうしようか迷っていたエリックだが、
おみくじぐらいなら・・・と引いてくれた。
結果。
私は『大吉』、エリックは『凶』
「凶・・・」
エリックは少しショックを受けたようで、沈んだ顔をしている。
「大丈夫、いい事あるわ」
エリックの背中をぽんぽんと叩いて励ます。
お互い、おみくじを読んだ後、神社の裏手にある木に、
おみくじをくくりつけた。