碧眼の副社長は愛をささやく
夕飯も部屋に運んでもらい、2人きりで味わった。
海の幸をふんだんに使った料理は豪勢そのもので、
お刺身の盛り合わせに感動してしまった。
「美味しい、幸せ~」
そんな私をエリックは見ている。
「どうしたの?」
「出会ってすぐの時、ホテルでディナーしたでしょう」
「ええ」
「あの時は、ぴしりとしていて、マナーも完璧で、
聞いていた通り、『完璧な女』と言う感じだった」
懐かしそうに、語るエリックを見つめる。
「今は『完璧』と言うより、リラックスしていて、
本当の綾乃なんだと感じられる」
「エリック」
「どっちも綾乃なんだけどね、嬉しいんだよ、
僕に心を許してくれているって事が」
「エリックは?心を許してくれている?」
「もちろん、素の自分だよ、
ただ、男だから、少しかっこつけたいとは思っている」
「駅弁でうきうきしてたのに?」
うっと、エリックがつまる。
「かっこ悪かったかな?」
「そんな事ないわ、今のエリックの気持ちと一緒よ、
どんなエリックも好きよ」
「綾乃、君にとって、ずっと魅力的な男でありたいんだ」
青い目で、優しく、でも真剣な声で語られる。
そんなエリックにどきどきしながらも、料理に箸を伸ばした。
海の幸をふんだんに使った料理は豪勢そのもので、
お刺身の盛り合わせに感動してしまった。
「美味しい、幸せ~」
そんな私をエリックは見ている。
「どうしたの?」
「出会ってすぐの時、ホテルでディナーしたでしょう」
「ええ」
「あの時は、ぴしりとしていて、マナーも完璧で、
聞いていた通り、『完璧な女』と言う感じだった」
懐かしそうに、語るエリックを見つめる。
「今は『完璧』と言うより、リラックスしていて、
本当の綾乃なんだと感じられる」
「エリック」
「どっちも綾乃なんだけどね、嬉しいんだよ、
僕に心を許してくれているって事が」
「エリックは?心を許してくれている?」
「もちろん、素の自分だよ、
ただ、男だから、少しかっこつけたいとは思っている」
「駅弁でうきうきしてたのに?」
うっと、エリックがつまる。
「かっこ悪かったかな?」
「そんな事ないわ、今のエリックの気持ちと一緒よ、
どんなエリックも好きよ」
「綾乃、君にとって、ずっと魅力的な男でありたいんだ」
青い目で、優しく、でも真剣な声で語られる。
そんなエリックにどきどきしながらも、料理に箸を伸ばした。