碧眼の副社長は愛をささやく
ロマン
温泉旅行から帰って数週間後、2人で買い出し。
ショッピングセンターの喫茶店で、私の料理の話になった。

「綾乃って、料理駄目なんだよね」

「うん、駄目」

「焼き魚は?」

「焦がした・・・・」

「・・・・・」



「っでも、2つだけできる料理あるわよ!」

「何?」

「カレーと水炊き・・・」

「カレーと水炊きか」

「調味料使わなければ、なんとかなるのよ!」


「じゃあカレー作って」

「カレー?エリックの方が料理ずっと上手じゃない」

「綾乃の料理、食べてみたい」

そう言われて、迷う。

「どうしても、君の作った料理が食べたい」

甘えた声で懇願され、心臓がどきんと跳ねる、
いつも作ってもらっているんだし、いいかな・・・・
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