立花くんはいつも眩しくて
「はぁ〜」
今日も最悪な1日が始まる。
私はそう思いながら教室に入った。
「あ、おはよ」
「あれ??何か声しなかった??」
「気のせいでしょ笑笑」
「だよね〜笑笑」
私は空気のような存在なのだ。
もう慣れているから別に悲しいなんて思わない。
そんなことを思いながら席に着いた。
私の席は一番後ろの端っこだ。
その席は日が当たって暖かい。
日が当たっているせいか眠くなってきてしまった。
もうこのまま眠ってしまおう。
眠気には勝てずに私は意識を手放した