立花くんはいつも眩しくて

「あ、えっとよろしくね」

「は?気軽に話しかけんなよ!ブスのくせに!!」

「あ……ごめん」

「最悪だわ」

てか、なんなのこの人!?
少しは私の気持ちも考えろや!

「あ、小春ちゃん!ちょっといいかな??」

「うん……」

待って!?
これって絶対にいじめられるやつだよね!

そんな事を考えているとあっという間に女子トイレに着いてしまった。

「あのさ、うざいんだけど笑笑」

「え?」

「何でお前みたいなブスが立花くんに話しかけてるの!?」

「ごめんなさい…」

「謝ればいいって思ってんの??
ふざけんなよ!」

「え…」

私は気が付くとビンタをされていた。

「これ以上近づいたら絶対に許さないからね!」

「ごめんなさい…」

やばい…泣きそう

私は涙をこらえてひたすら走った。

公園に着くと思いっきり泣き叫んだ。
< 6 / 7 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop