立花くんはいつも眩しくて
もう私は限界だった。
「私だって努力してるのに…」
「おい!」
誰??
顔を上げてみると立花くんがいた。
「何で泣いてんだよ、」
「何でもないよ」
「何でもないなら泣かないだろ!」
「目にゴミが入っただけ!」
「何で1人で抱え込むんだよ!」
「立花くんに私の気持ちなんてわかんないよ!!」
「は?分かるわけないだろ!
じゃあ、お前は俺の気持ち分かんのかよ!」
「わからない…」
「当たり前だろ!言葉にしなきゃ分からないんだよ!」
「だって…立花くん私のことブスとか言ったじゃん!」
「それは…」
「立花くんに言えるわけないじゃん!!」
「悪かったよ…
今は何も言わなくていいから本当に辛くなったら言えよな」
「うん…
辛くなったらね」
「絶対だからな!」
「分かったってば!」
「じゃあ、気をつけて帰れよ!」
「はーい…」
はぁ
家になんて帰りたくないよ…