先生と双子と幼馴染と。
秘密の・・・
♢♢♢
「ちょうどお昼だし、あそこのお店に入らない?」
「うん、いいよ」
柚希くんが電話で和希くんを呼んだらしい。
それで今こっちに向かってるんだって。
この格好を見られるのか……
恥ずかしいよ。
陽菜と柚希くんには「自信もって」なんて言われたけど、自信もなにも、街を歩くだけでみんなが見てくる……
注目されたくないのに。
「あ、かずくん! こっち!」
「え!? 翔也!?」
翔也も来るなんて聞いてない!
「柚希くん、聞いてないんだけど! なんで翔也もいるの!?」
「電話した時にかずくんと一緒にいたんだって。ボクね、優しいから、特別に来てもいいよって言ったの」
どうして和希くんと一緒にいたの?
2人も遊ぶ約束していたとか?
「その服、似合ってるじゃん」
そう言ってニヤッと笑う和希くん。
それ、本当に思ってる?
「幼馴染くんもそう思うよね?」
「すごく、可愛いと思う…」
照れながら言う翔也に私まで照れてしまう。
いつもはそんなこと言わないくせに!
恥ずかしいじゃん!
「ありがと」
「買い物、楽しかった?」
「うん」
「そっか」
なにこの空気! 陽菜もなんか言ってよ!
和希くんはずっとニヤニヤしてるし!
「おなかすいたー! なに食べようかなー?」
それをぶち壊したのは柚希くんだった。
柚希くんはメニューを見るふりをして、翔也のことを睨んでいた。
「ちょうどお昼だし、あそこのお店に入らない?」
「うん、いいよ」
柚希くんが電話で和希くんを呼んだらしい。
それで今こっちに向かってるんだって。
この格好を見られるのか……
恥ずかしいよ。
陽菜と柚希くんには「自信もって」なんて言われたけど、自信もなにも、街を歩くだけでみんなが見てくる……
注目されたくないのに。
「あ、かずくん! こっち!」
「え!? 翔也!?」
翔也も来るなんて聞いてない!
「柚希くん、聞いてないんだけど! なんで翔也もいるの!?」
「電話した時にかずくんと一緒にいたんだって。ボクね、優しいから、特別に来てもいいよって言ったの」
どうして和希くんと一緒にいたの?
2人も遊ぶ約束していたとか?
「その服、似合ってるじゃん」
そう言ってニヤッと笑う和希くん。
それ、本当に思ってる?
「幼馴染くんもそう思うよね?」
「すごく、可愛いと思う…」
照れながら言う翔也に私まで照れてしまう。
いつもはそんなこと言わないくせに!
恥ずかしいじゃん!
「ありがと」
「買い物、楽しかった?」
「うん」
「そっか」
なにこの空気! 陽菜もなんか言ってよ!
和希くんはずっとニヤニヤしてるし!
「おなかすいたー! なに食べようかなー?」
それをぶち壊したのは柚希くんだった。
柚希くんはメニューを見るふりをして、翔也のことを睨んでいた。