ぶっ壊れるほど愛してる
「れ…蓮ってさほらあれじゃん?」
「あれとはなんだよ」
「ほら黙ってればかっこいいじゃん?
口開くとちょっと…いや、かなり?
だーいぶ残念だけどさ、仕事もできるみたいだしさ
頭もイッちゃってるけどそのイカレ具合も仕事では発揮してないみたいだし?」
「華、俺はなぜ今貶されてるのか分からないな」
腕を組み、どんどん不機嫌な顔になっていく蓮。
あぁ、違う!
あたしが言いたいのはそんなことじゃなくて…!!
「眉目秀麗?秀逸?文武両道?金持ち?高身長?なんだからさ!」
「当たり前のことを疑問形で言われるとうぜえな」
「そのチートキャラ活かして元気出せよ!!!!」