ぶっ壊れるほど愛してる


あれ?
そういえば…、蓮が話さないなと思って蓮の方を向くと何故か考える人みたいなポーズをとっていた。



顔は下を向いていてどんな表情をしているか分からない。



オマエ…何してんだ…?


「蓮?」

大丈夫?と声をかけようとしたら…。



「今日、あのバー行くのは辞めよう」
顔を少し赤らめこちらを向いて蓮は言った。



「バー?」


「うん、僕達が最初にデートしたところ。


今日の二次会もあの店だから。

一次会のここで切り上げて一緒に帰ろう」


「え…でもナオが二次会行くならあたし行きたいんだけど…」

年内ナオに会えるの今日が最後だし…。



「やっだ〜!!!
私の事は気にしないで二人で言ってください?ね?」

ナオはいきなり話に入ってきてあたしの肩をバンバン叩く。



痛いんですけど。
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