ぶっ壊れるほど愛してる
貴族ライフだけど…
「あの…」
「なんだ?」
とりあえず向かい合ってベットに座るあたしたち。
「あなたが何を仰ってるのかよく分からないのですが?」
「華は俺がいない間に頭でもおかしくなったのか?」
「頭おかしーのはお前だろがよ」
はっ!!!!
いけないいけない!
これではいつもの流れになってしまっている!
さっきの幻聴を解明してもらわないといけない。
「明日には華の荷物ここに届くから」
「今なんと!?」
「明日には引っ越し業者の人がここに荷物を運んでくれるし、華が住んでた大家さんにも華が出ていくって伝えて俺が挨拶しておいてやったぞ」
いかにも俺できるだろ?みたいな顔で馬鹿な事言ってる蓮。
「そんな事いついったの!!」
「出張行く前かな」
「てかあたし引っ越すなんて言ってないんだけど!そもそもここになんて住めないし!ここ1泊いくらよ、払えるわけねーだろ!」