ぶっ壊れるほど愛してる


ご飯も気が向いた時はあたしが作ったりしてて、朝起きると必ず蓮が食べた形跡があってそれがすごい嬉しかった。



「華帰ってたのか」

何でもない水曜日。


仕事から帰宅し、気分が向いたあたしはハンバーグを作ってワインを飲みながらハンバーグを食べていた。



蓮が帰宅したらしい。



「おかえり〜お疲れ様」
蓮の方に顔だけやると、疲れたような顔。



「ただいま華」
コートを脱ぎながらこちらに歩み寄ってくる。



なんか元気ないな。


「ハンバーグ食べる?ワインもあるけど」

「いや、後で食べる」

「あぁそう、電子レンジの中入れといたから食べたい時言ってね。」

「ありがとう」

「てかなんか大丈夫?」
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