くるみさんの不運な一日
何とも思ってない相手とヤっちゃう自分に納得出来ない。
だからこそ、頭はすっかり忘れた事を、心はしっかり覚えてて、どうしても、どれだけ酷い男だと思っても、何故か気になってたんだと思う。
絶対そうに違いない。
今はそうだと確信してる。
「可愛い」
「は、恥ずかしいからやめてってば!」
「可愛い、水戸さん」
「そ、それに『水戸さん』もやめて!」
「……くるみ?」
「…………うん」
「くるみ、可愛い」
だからこそ、頭はすっかり忘れた事を、心はしっかり覚えてて、どうしても、どれだけ酷い男だと思っても、何故か気になってたんだと思う。
絶対そうに違いない。
今はそうだと確信してる。
「可愛い」
「は、恥ずかしいからやめてってば!」
「可愛い、水戸さん」
「そ、それに『水戸さん』もやめて!」
「……くるみ?」
「…………うん」
「くるみ、可愛い」