くるみさんの不運な一日
「う、ううん! 鍋好き!」

「んじゃ、そこにしよっか」

「うん」

「めちゃくちゃ美味いぞ」

「本当? 楽しみ!」

「くるみ、気に入ると思うよ」

楽しげにそう言って、彼が連れてってくれたのは、鶏の鍋が絶品の鶏鍋専門店だった。
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