くるみさんの不運な一日
現在
「忘れてた訳じゃないの! でも今回こそは大丈夫だって思ってたの! 気の迷いよ、気の迷い! でもしっかり思い出したわ! 男がそういう生き物だって事をね!!」
『…………はあ?』
掛けた電話の相手――朱莉が出た直後、捲し立てるように口を開いたあたしに、朱莉は怪訝な声を出す。
だけどあたしの怒りは治まらなくて、全く状況を把握してない朱莉に対して、続けざまに言葉を吐き出した。
「優しいと思ってたけど、とんでもないわ! やっぱ男ってそういう生き物なのよ! 最初だけいい顔しちゃってさ! まんまと騙されてたわ! 結局どんな奴でも付き合うと変わっちゃうんだよね!!」
『はあ?』
『…………はあ?』
掛けた電話の相手――朱莉が出た直後、捲し立てるように口を開いたあたしに、朱莉は怪訝な声を出す。
だけどあたしの怒りは治まらなくて、全く状況を把握してない朱莉に対して、続けざまに言葉を吐き出した。
「優しいと思ってたけど、とんでもないわ! やっぱ男ってそういう生き物なのよ! 最初だけいい顔しちゃってさ! まんまと騙されてたわ! 結局どんな奴でも付き合うと変わっちゃうんだよね!!」
『はあ?』