愛なき契約婚 ~その長身な遺伝子を私に下さいっ!!~
*・。*・。*・。*・。*・。*
全てのリハーサルを終え、2人肩を並べて家路に着いた。
ソファーに体を沈める。
「「疲れた〜、、、。」」
「明日がいよいよ本番かぁ〜、、、。なんかあっという間の1ヶ月だったですね。」
「、、、そうだな。」
シーンと静まり返るリビング。
すると彼が立ち上がって、こちらに視線を向ける。
「、、、今日は思い出して寂しくなっても、一緒に寝てやんねーから。」
昨日相当眠れなかったようで、そんな言葉を掛けられた。
「ふふっ、分かってますよ〜。今日はちゃんと自分のベッドで寝ますから。仁さん、、明日は宜しくお願いします。」