愛なき契約婚 ~その長身な遺伝子を私に下さいっ!!~
「か、可愛いだなんて、、!お世辞をありがとうございます。、、、ではそれを頂いてみようかな?フルーツの香りがして美味しそう。」
お酒にも詳しくなく、勧められるままにアルコールを胃に流し込んでいく。
次第に体がフワフワして、頭がボンヤリとしてきて真っ直ぐ座っていられない。
思わず、隣の男性に寄りかかってしまう。
「、、、すみません。身体が重くて、、直ぐに、、、っ!?」
そう謝ろうとした瞬間、身体が宙に浮く。
「、、、妻が酔ってしまったようなので、今日はこの辺で失礼します。」
突然彼に抱え上げられ、状況がよく分からない中思わずしがみつく。
「えぇ〜?まだいいじゃないですか、折角の打ち上げなんですからぁ!夜はこれからですよ〜〜?」