愛なき契約婚 ~その長身な遺伝子を私に下さいっ!!~
そんな不安を他所に、すっと大きな手がのびてき直に素肌に触れられる。
その優しい手つきに涙がでそうになった。
全身を隈なく溶かされ、いよいよというところで動きを止めた彼。
「っ、、、狭いな。俺とお前じゃ規格が違いすぎるだろ。処女じゃないにしろ到底サイズ違いだ、、、。これ以上痛い目にあいたくないなら諦めろ。」
離れそうになる腕に必死にしがみつく。
「待って下さいっ、、!私、しつこいんです!!仁さんもご存知でしょう?それでも嫌がられるのでしたらもう、、他の男性にだ、、、いっ、、、!」
〝他の男性に抱いて貰う〟
そう言いかけた所で肩を噛み付かれた。
そして唸るような低い声で呟く。
「お前、、怒らせたいのか?泣き叫ぶ準備は出来てるか。酒も入ってるし手加減なんてしない。俺を怒らせるとどうなるか、、、よく覚えとけ。」