愛なき契約婚 ~その長身な遺伝子を私に下さいっ!!~


頭も全く回らない状態でも、首を横に振る。

そして力強く答える。







「止めない。、、、止めないで、仁。」








そう言うと盛大な舌打ちと共に、キツく抱き締められ彼と深く繋がる。






「つっ、、、!」


好きな人と繋がれて、それだけで胸がいっぱいになった。

呼吸をするのも忘れるほどに。










激しく体を揺さぶられ、何度も求められる。


酸欠を起こしクラクラと視界が歪みかけた時、それに気づいた彼が呟く。








「俺以外の男にもたれ掛かったら、今度は許さない。、、、、覚えておけ。」




まるで打ち上げの時に隣に座っていた男性スタッフに嫉妬しているような言い方。


まるで愛されているような錯覚に陥る。





そう思うだけで痛みが和らいで、甘い仁との時間に溺れていく。

















ハジメテの仁との子作りはこうして夜が更けていった。


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