愛なき契約婚 ~その長身な遺伝子を私に下さいっ!!~
「、、、なんでも、、いいの?」
弱々しく呟く。
「俺がやれるもんなら、何でも。」
「じゃ、じゃあ、、、!」
〝貴方が欲しい。貴方の、、心が〟
一瞬そう言いかけて、飲み込んだ。
そして仁の腰に手を回し、強く抱き締めて返して震える声で囁く。
「じゃあ、早く赤ちゃんが欲しい、、、よ。」
こんな卑怯な自分を許して欲しい。
だってこうでも言わないと、これ以上は触れてくれないでしょう、、、?