愛なき契約婚 ~その長身な遺伝子を私に下さいっ!!~
「、、たとえそこに愛がなくても、彼を裏切るような事はしたくありません。そ、それにもし別れてしまえば彼の山下の性を抜けたいという希望も叶わなくなってしまいます。こんな私に此処までよくして下るんですから、それだけは仁さんにとって唯一の希望だけはっ、、!絶対に駄目なんですっ、、、!」
それに対して、冷たい声を出す。
「それが別れられない理由?じれったいな、正直に言いなよ。君は、どうしたいの?」
冷たい視線に射抜かれ、黙り込む。
「っ、、、、。」
この人を通して彼にバレてしまうと困る。
自分の気持ちが。
でも、この言い方。
とっくに気づいているみたいだ。