愛なき契約婚 ~その長身な遺伝子を私に下さいっ!!~
すると頭に温もりを感じた。
「もうそんなに泣くな。、、、腹の子に触る。俺こそ、期待通りの役割を果たせなくて悪かった。モデルとしては期待を上回る働きをするから、、、それで勘弁してくれ。じゃあ、今日はこれで。身体、、、冷やすなよ。」
温もりが離れていって、優しく頭を撫でられていたのだと気づく。
最後にドアの閉まる音が部屋に響く。
それを合図のように、崩れ落ちる。
そして我慢していた声が、、気持ちが溢れ出す。
「っ、、、、!ふっ、、、っ、、仁、、さんっ、、、いかっ、、ないでっ、、、!側に、、いて、、、!!!」