愛なき契約婚 ~その長身な遺伝子を私に下さいっ！！~

「あぁ、そうだ。、、、うちはもう直ぐ潰れる。あのクソ親父の所為でな。しかもその借金は、会社の経営不振だけで出来たものじゃない。女関係者とギャンブルで膨れ上がったものでもある。」






顔色一つ変えずに淡々と言葉を発する。

まるで第三者の話をしているように見えた。









「、、、そこで貴方にお金で援助をさせて下さい。その代わりといってはなんですが、貴方の長身の遺伝子が欲しいのです。」

「あんた、、、それどう言う意味か分かっていってんのか？俺には未成年に見えるが、俺に抱いて欲しいっていってんのか？」

「そうです。私に子供が授かるまでの期間限定でいいんです。そして子供が産まれるまで〝ShinonOme〟の専務モデルをして頂きたい。、、、それに私、こう見えても未成年じゃありませんのでご心配には及びません。27歳になります。小さいので幼く見られますがれっきとした社会人です。」