愛なき契約婚 ~その長身な遺伝子を私に下さいっ!!~
食べ終わり向かいを見ると、苦しそうに食事に手をつけている姿。
そんな姿に呆れながら見つめる。
「きゅ、、休憩させて下さいっ、、、!少し休めばいける気がするのです。」
「時間が経てば経つほど、満腹中枢が刺激されて入らなくなるぞ。ほら、食え。」
フォークを奪い取り、無理やり口へと放り込む。
「んぐっ、、、!?」
その様子は、周りから見たらバカップルのようだろう。
しかし実際は呆れたような表情をしながら今にも吐きそうな顔をしているあいつの口に無理やり詰め込むという異様な光景だった。
1時間掛けて食事を食べ終わり、あいつは口に手を当てながら車に乗り込む。
そして大型スーパーにより、部屋の賃貸雑誌と食料を買い込みアパートへと帰宅した。