愛なき契約婚 ~その長身な遺伝子を私に下さいっ!!~

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帰宅してからは、彼は新たな家探し。

私はデザイン画に没頭した。








ついこないだまで、みんなでしていた作業も全て1人でこなさなければならない。


〝ShinonOme〟の久しぶりの新作発表なのだからインパクトがあるものにしたい。


いくつか候補のデザイン画を並べ、唸る。









すると後ろから1枚抜き取られた。



「俺はこれがいいと思う。ありそうで無かったデザインだ。一発目はインパクトがあるやつがいいだろ。」





まさに自分と同じ事をいう彼に驚いて、振り向く。

そして彼が選んだデザインはまさに自分の中で決めかけていたものだった。







「、、、これにします。出来るだけ早くサンプルを作りますっ!これの生地なのですが、、、、。」


早速サンプル作りに取り掛かろうと彼に意見を求める。

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