愛なき契約婚 ~その長身な遺伝子を私に下さいっ!!~
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「、、、夫婦になったのですよ?こういうのは2人で決めたいんですっ。初デート記念です。」
そういうと彼は深いため息をついて言葉を発した。
「じゃあ、服を掛けられる大きいクローゼットがある部屋がいい。あと作業部屋。寝室は1つでいいだろ。あと、、、小さくても和室は1つはいるな。仏壇を置ける部屋だ。それから、、、。」
次々に部屋の意見を言う彼に、心がふわっと温かくなった。
それは全部、私への配慮だったから。
1週間一緒に過ごして感じていた。
面倒見が良く、彼はとても優しい人。
「寝室は1つですか?!それはちょっと、、、!それから天井が高い所がいいですっ!あとキッチンも高めがいいな。あとはっ、、!」
お互い相手の過ごしやすい環境を。