愛なき契約婚 ~その長身な遺伝子を私に下さいっ!!~




「ではオーナー様に連絡してみますね。少々お待ちください。」







そういって店員の女性は裏へと消えていった。



「お前、、本当思い立ったら即の行動するタイプなのな。羨ましい限りだ。」

「お褒めいただきありがとうございますっ。」






えへへっと笑う私に呆れ顔の彼。




「褒めたつもりはないんだが、、、。」


溜息をついて呟く彼の背後からスタッフさんが鍵を持って現れた。







「お待たせ致しました。連絡が取れましたので今から見に行けますよ。こちらが鍵になっております。」


そう言って部屋の鍵を手渡された。






「ありがとうございますっ。行きますよ!仁さん!!」


それを受け取るも走って外に出て、手招きする。

< 67 / 330 >

この作品をシェア

pagetop