愛なき契約婚 ~その長身な遺伝子を私に下さいっ!!~




すると何故だか睨みつけられた。


「仁さんが、言ったじゃないですかっ!?お前の好きな所にしろって!!!!私は此処がいいんですっ、、、!好きに決めさせて貰いますから!!!!」






初めて声を荒げた姿を見て驚き呟く。






「、、、好きにしろ。」

「オーナーさんっ!此処に決めます。」





2人のやりとりを見ながら苦笑いを浮かべるオーナーの男。







「そこまでいうなら、是非。今日からでも。」

「あ、ありがとうございますっ!!!!」





手を握り合っている2人の姿を見てイライラしながら手を伸ばし、2人を引き剥がす。


「いつまで手、、、握りあってんだよ。」

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