愛なき契約婚 ~その長身な遺伝子を私に下さいっ!!~
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そんな彼の言葉にクスクスと笑うオーナー。
「随分と嫉妬深いご主人ですね?御安心下さい。妻もおります。もし過ごしてみて勝手が悪かったら、ご相談下さい。リフォームも検討できますので。」
「、、、?えっと、はい!その時はご相談させて頂きます。」
意味深な事を言うオーナーに別れを告げ、不動産屋に戻り直ぐに契約を取り付けた。
そしてそのまま家具など、足りないものを買い出しに出掛けた。
今住んでいるアパートとには、ほぼ物がない。
家が燃えてから、生活に必要なものしかない。
例えばタオルとか布団一式とか消耗品。そんなものばかりで、冷蔵庫も小さいものだし食事もあまりしていなかったので食器類もない。
彼にには小さすぎるソファー。
思い切って一式揃える事にした。