愛なき契約婚 ~その長身な遺伝子を私に下さいっ!!~
「あと細々した荷解しておくから、好きに過せよ。1日のうち一回くらいはしたいんだろ?、、、デザイナー業?」
そういって軽々と段ボールを持ち上げ、中から食器類を取り出す。
「いいえっ!一緒に。」
そういって仁の隣に腰を下ろす。
使うか分からないお揃の食器。
でも使うのが楽しみでウキウキする。
「、、、今日は夜ご飯どうされます?出前でも取りますか?それとも、、、何か一緒に作りますか?」
「、、、お前、料理出来るのか?」
「出来ますよ?作らないだけで。」
そんな私を見て、怪訝な顔をする。
「じゃあなんで今まで作らなかった?」