リリーと月の魔法


学校を出てみずと一緒に買い物をするため街に出た



『ねぇ、みずお買い物リストに杖と箒、制服教科書にノートに鏡に羅針盤?だって』



『最初の1年は買うものが沢山あるんだ!』



そうみずは楽しげに語り始めた



『鏡は普通のじゃダメなの?羅針盤って?』




『普通の鏡じゃダメなんだ、魔法用の鏡を買わなきゃ 羅針盤は近くに魔法使いがいるとか獣がいるとか色々調べるために使うんだ』



リリーは嫌な顔しながら


『授業で習って、覚えてテストか』


リリーは深いため息をした




『大丈夫さ!君は偉大になる魔力も強い』



『どうしてそんなことわかるの?!』

リリーは少しだけ不機嫌そうに聞いた




『元々の君の力、魔力は弱くはないそして、お母さんの力、僕が見えるこれだけわかってれば君はとても優秀な魔女だよ』




『全然意味わからない!』



『大丈夫!それも今度授業で習うか誰かが教えてくれる』




2人でいろんな話をしながら
学校で必要な物を買い揃えていた。





リリーは辺りを見渡しあることに気がついた


『妖精ってさその主人の近くにいるんだよね?』


『そうだよ!』


『でも、私と同い年くらいの子たちは妖精がいないわ、どうして?』



『リリー君はほかの子より魔力が強い、大人になれば魔力が強くなり妖精が見えるけど、まだ魔力の少ない子供にはまだ妖精が見えないんだ』


『力がないと妖精を見ることはできないってこと?』



『そうさ!だから間違いなく学校でびっくりされるよ!』


リリー少し微笑みながら歩いていた
自分は他の人よりも魔力が多いと喜んでいたのだ。



『学校楽しみね』




『僕もだよ!』




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