リリーと月の魔法
『リリー少し疲れてるだろうが、これを』
リリー重い腰を上げ立ち上がり杖を手にした
すると、杖の先からリリーの瞳の色と同じ青色の花、そしてキラキラ光る星に月がでてきた。
『綺麗…この花は?この月はなに?』
『やはり…リリー、君はもしかしたら月属性なのかもしれない、君のお母さんは花属性とほんの少し月属性が混ざった魔法使いだった』
『えっ?月属性?花属性?』
『まぁ、いずれ学校で習うじゃろ
月属性は数少ない、そして優秀な魔女ばかりじゃ、やはりリリーならあの人を…』
リリーは不思議そうな顔をしていた
『リリーその杖は君と相性がいい買うかい?』
『相性がいいのなら買います、あのあなたの名前は?』
『わしの名はフィンガーじゃ、まぁ忘れてもかまわんよ』
『いえ!忘れません!フィンガーさんありがとう』
そういうとリリーは杖を大切に持ち
杖屋さんを出て行った