すきだってこと、しらないでしょ。
それだけ言うとすぐに電話を切った雅
…相変わらず雅が読めない
「さっきごめんね、ほんとに体調悪いのかと思って心配しちゃって」
『いえ、全然大丈夫です!』
「例の彼氏?あ、彼氏かどうかはわかんないのか」
『う、はい…』
「大丈夫、さっき俺が魔法かけたから」
魔法…?
この人も、優しい笑顔の奥でなに考えてるのかわかんないよ…
「柊 侑斗です、また大学で見かけたら声掛けてよ」
「千晶」
柊さんが、そう言ったのとほぼ同時に
部屋の扉が開いて、そこには雅がいて
…相変わらず雅が読めない
「さっきごめんね、ほんとに体調悪いのかと思って心配しちゃって」
『いえ、全然大丈夫です!』
「例の彼氏?あ、彼氏かどうかはわかんないのか」
『う、はい…』
「大丈夫、さっき俺が魔法かけたから」
魔法…?
この人も、優しい笑顔の奥でなに考えてるのかわかんないよ…
「柊 侑斗です、また大学で見かけたら声掛けてよ」
「千晶」
柊さんが、そう言ったのとほぼ同時に
部屋の扉が開いて、そこには雅がいて