すきだってこと、しらないでしょ。
声のした方に行くと、案の定、そこには雅




…と、“花ちゃん”



本棚と挟むようにして小さな花ちゃんに覆いかぶさっている


あの距離でそんなことをされて、
真っ赤になって涙目で雅を見上げる彼女

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