今すぐ好きを。
私は、下唇を噛んだ。

そして……。


「でっ、でもね……!」


俯いてた三橋君が、顔をあげて私を見る。

その目に少し怯んでしまう。

けど、それでも、言うって決めたから!



「私は、怖くて、男の子とロクに話せないし、触れる事なんてままならないし、その……全然ダメで……」

三橋君はキョトンとしていた。

自分でも何を言いたいのか、わからなくなりそうだ。


「でもね、私……!断っちゃったけど、告白して…話しかけてくれて、すっごく嬉しかったの!」

私は、言葉を紡ぎ続けた。


「あの、だから……。私、三橋君と、もっと、お話が……!したく、て…。男の子のことを…三橋君のことを、知りたい、と、思って…ます…」
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