今すぐ好きを。
私たちは、三橋君の案内のもと、凪君の家に向かった。


悠ちゃんが途中、手を出して来たので、私と悠ちゃんは手を繋いで歩いた。

その時三橋君が、自分の手を手で掴み、半泣きになっていた理由はわからないけど。


「ここが、翔ちゃん家だよ」

着いたんだ、って、どれ?


「ここ!ここだよちーちゃん!」


?ここ?ここって……。


「でか!ホントにここなの!?凪の家って!」

凄い、凄く大きくて綺麗な家。

凪君って凄いお金持ちさんだったんだ…。


「翔ちゃん、着いたよ〜。あーけて♪」


インターホンから凪君を呼んだ。
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