素直になれよ。~甘々な俺様男子を攻略中~
エスパーか、この人は。
けどあまり触れられたくない、詮索もしてほしくない。


『じゃあ私帰ります…』


インターネットでこの近くのタクシー会社を調べて電話をかけるとすぐにきた。


「ちゃんと水分と塩分をとるように。ご飯もちゃんとたべなきゃだめよ。」

『はい、迷惑かけてすみません。ありがとうございました』


タクシーのおじちゃんがニコっと微笑んでドアを開けてくれた。制定のカバンをもって保健室のドアからでて車に乗り込んだ。



「お嬢ちゃん、行き先は？？」

『○○住宅街の○○バス停よりちょっと先の所までおねがいします』

「了解」


窓から外の景色を見ていると、しばらくしてやっと家の前についた。
料金を払ってお礼をいい、タクシーを降りるとおじちゃんはまたニコっと微笑んでお大事にって言って住宅街から抜けていった。

玄関の前について、鍵をいれていた制定バックの外ポケットをみたら、


『ない！？』


倒れた時に落としたのかな…
美香叔母さんから、鍵を失くしたときは玄関の隣にあるウサギの置物の下に隠し鍵おいてるっていわれたのを思い出して、それを使って家にはいった。







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