もういちど、あの海で




あたしは奏海に話しかけてみる。



「上手くできるといいね!そこもう少し濃く塗った方がいいと思う!」



「…だから話しかけんなって」


「なんでなの?」


「お前を見ると嫌なことを思い出す」
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