愛しのニャンコ
明るく笑みを浮かべながら帰って来た智紀。

お祖父様からいきなり手紙を渡され、晴香さんの字だと判断した。

ぼくは、なんとなく分かった。


こうなる事を前から知っていた。

切なさの中お祖父様と伯母様に見守られながらぼくは封筒を開けて手紙を読み始めた。
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