一途な幼なじみは要注意?!

モテモテな幼なじみ 蘭side

入学してから1ヶ月。
もうすっかり日課になった一緒の登下校___

今日もいつもと変わらない道を歩く

「今日も部活終わったら校門集合な」

おっけーと言いながら周りを見る

ん?なんか女子がチラチラとこっち見・・・あぁ隆弘か

スポーツできて勉強もできてしまいには顔も良いときた

黒いサラサラの髪の毛。
二重くっきりまつ毛バッサバサの目。
綺麗な鼻筋。形のいい唇。
そして身長180センチ!!

こりゃ女子がほっとかないわ
モデルやってますって言われても頷けるもん

「また見られてますよ隆弘くん。モテモテで羨ましいかぎりですなぁ」

「俺としては1人にモテればいいんだけど??」

顔を覗き込まれる

なに言ってんの?こいつは

意味がわからないのでスルーする

「あ!そうだ!今日国語で辞書使うんだった!!忘れちゃったよぉぉ」

最悪だ・・・・昨日忘れないようにしてたのにぃぃー

しょうがない・・・

他のクラスに友達がいないため隆弘に頼るしかない

席も隣だし見せてもらおう!と思って隆弘を無言で見つめる

「なんだよ、見せろってか?しょーがねーなーじゃあ今日のお昼イチゴミルク奢れよ」

やった!!上目使い作戦は結構使えるな

「隆弘ありがとう!!!!!」

満面の笑顔でお礼を言う

すると隆弘は顔をそらす

ん??どーしたの?そんなに笑顔キモかった??

まぁいいや!

問題が解決しルンルン気分で歩きだす




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