一途な幼なじみは要注意?!

次の日____


「隆弘くーん!昨日とってもカッコよかった!」

・・・・ん?なんでこの人がここにいるの?



「白石先輩・・・あんまりくっつかないでください」

腕に抱きつく先輩を離そうとするがなかなか離れてくれないらしくちょっと鬱陶しそう

「いいじゃない!一緒に登校なんて嬉しいな!また部活見にいってもいい?!」

「はぁ・・・・」

もう離れるのを諦めたのかそのまま歩き続ける隆弘


いつもだったら私が隣にいるのにな・・・・

2人の一足後ろを歩きながらふと思う


・・・・って何考えてんの?!私!!
別に気にすることじゃないじゃん!!うんうん!!

頭を軽く振る


これからずっといるのかな〜と先輩を見るとチラッとこちらを見てニヤッと笑った


んな!!なにあれ!!白石先輩あんな顔する人だったの・・・?

その日はそのまま学校に着いた


____「はぁ・・・」

「あんたいつのまに白石先輩に気に入られてたの?笑」

椅子に座りため息をつく隆弘に百合は言う

「昨日の昼に告白されたんだよ・・・断ったんだけど、諦めない!って言われてこれだよ」


「あの女の子、白石先輩だったのか・・・」

百合以外興味ないから気づかなかったなと悠介が言うと百合は頰をピンク色に染める

「にしてもそれは災難ね笑
気をつけなよ?噂によると1度狙った男は逃さないって話だから」

「めんどくせーなー」


会話を聞きながら今朝の先輩の顔を思い出す


女って怖いな・・・・自分も女だけど

しみじみと思う











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