お前が好きすぎて、マジやばい。
あれから少し時間が経った頃…
「さて、召し上がれ!」
そうテーブルにカレーを置いて、にっこり微笑む知愛。
カレーにはハートや星にうさぎといったにんじんが顔を出している。
可愛すぎ…
『いただきます』
一口食べてみると…
『甘っ…はちみつ?』
「せーかい!!
あ、もしかして辛いのがお好みだった?」
『いや…甘いのも好き』
「なら良かったー!」
『美味しいよ…知愛の優しさの味がする』
「なっ…恥ずかしい」
あ、照れた。
両手で顔を隠す知愛がまた可愛くて…
いじりたくなる…
『ほら、口開けて』
「え?」
スプーンで一口すくって、知愛の口に運ぶ…
「へへっ、確かに甘い」
『だろ?』
「次は辛いの頑張る!!」
『いや、このままで充分好きな味だから!』
バカだから次は、すっげー辛いの作る未来が見える…
それは何としてでも阻止する…
はぁー…
幸せ。
おまけ end。