お前が好きすぎて、マジやばい。
⇒ヤキモチ。
とはいうものの、家が嫌いな俺はもちろん、ほぼ毎日バイトバイトなわけで…
あの日、放課後に矢幡とあった日から1度も放課後屋上には行けていない。
教室では話さないし。
柄にもなく、チラチラ見てしまう…
「ねぇ、なんでここ最近、授業中起きてるの?」
『いや、閑音、寝てた凰己が異常なだけで起きてるのが普通だからね』
『ほっとけ。』
授業の合間の休み時間、マジマジと閑音が俺を見る。
あんなに、つまらない授業。
授業中は寝る。っていうスタイルな俺が起きているのが珍しいみたいだ。
『でも、気になるね』
「勿体ぶらずに教えなさいよ!」
『だから…その…気分だ』
聞くなよ…
俺にだってこの感情分からねぇんだから!