お前が好きすぎて、マジやばい。
もちろん、十分に寝ることはできなくて、母親が家を出たと分かったらやっと寝付ける。
1限目を遅れるのが当たり前になってきた。
重たい身体を起こして、重たい瞼を開けて、顔を洗い、歯を磨く。
制服に着替えて、カバンの中身を入れ替えたりせずに、そのまま鍵を閉めて学校へ向かう。
朝ごはんは食べない。
でも、
『外は落ち着く…』
立ち止まって、深呼吸してを目を閉じて上を向く…
そしてパッと目を開けると、視界に広がる空。
今日もなんとか、生きてるって思える。