お前が好きすぎて、マジやばい。
矢幡と一緒に居たい。
こいつと居たら、ちょっとは楽になるかな…
矢幡の腕を引っ張ることで、胸の鼓動が一気に高鳴ったけど、それすら今は心地いい。
恋なんてくだらないと思うけど、もうこの気持ちは引き返せない。
好きなんだよ…。
奪いたい…
俺だけの女に…
…バカだな。
ふと、思うんだ。
母親と居る男と同じ考えしてるかもと。
あぁぁぁ…ダメだ。
近くの公園に入ってすぐに、矢幡の手を離してトイレに駆け込み、吐く。
鏡に映る自分は疲れきった顔…
ちょっと…痩せた?
とりあえず、クラクラする…