お前が好きすぎて、マジやばい。




歯を磨いて、Tシャツを貸すと、知愛はそのTシャツで顔お半分隠した。



「見ないでよ…?」


『見ねーよ。バカ』


「ムッ、バカは余計だもん!」



クルッと後ろを向いて、着ている服を脱ぎ出す知愛。


ば、バカか!!


急いで後ろを向いてしゃがみこむ…


はー…顔が熱い…


誰が襲うかよ…



「ワンピースみたいになっちゃった」


そう笑って、しゃがみこむ俺の前に現れた知愛の服は、本当にワンピースみたいで…


可愛い…



『バカ、ほら、寝るぞ…』


「へへっ」



ほんと、調子狂う…





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