拝啓 茉白、愛しい君に花束を。
過去は闇夜ほどに汚れていた。
目が覚めたら、見慣れた部屋にいて。
自分の部屋の芳香剤の匂いがする。
なんでここにいるの。
「水……。」
考えるよりもさきに喉が渇いて、立ち上がった瞬間。
「きゃっ………!」
足に力が入らなくて、座り込んでしまった。
「バカだなぁ…」
フッと笑おうとしたとき、気づいた。
笑えない。
自分の部屋の芳香剤の匂いがする。
なんでここにいるの。
「水……。」
考えるよりもさきに喉が渇いて、立ち上がった瞬間。
「きゃっ………!」
足に力が入らなくて、座り込んでしまった。
「バカだなぁ…」
フッと笑おうとしたとき、気づいた。
笑えない。