拝啓 茉白、愛しい君に花束を。
「落ち着け、息吸え。」

蒼………?


さわらないで。蒼が汚れちゃう。

優しい蒼は私と関わっていいの?

なら、私が変わろう。




「は、っ………」


「茉白、大丈夫か?」


「…っ、触らないで。」

「……は?」

「聞こえなかったの?…触らないでって言ってるの。」


「おい、茉白……」

「っ、」

そんな傷ついた顔しないで。

今日から私は、感情なんて捨てて生きる。
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