拝啓 茉白、愛しい君に花束を。
パシっ………


乾いた音が響いた教室はまだ誰もきてなかった。


「あんたっ、ほんとに、最低…!!」


怒り狂った莉奈。




昨日の教室のデキゴトを見てしまったらしい



「……」


「なんかいいなさいよ!!!サクラ!!」


「………ごめんなさい」


それしか言えなくて。


こぼれてくるのはごめんなさいだけ。
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