いつかの空ーー 君と ーー
「俺があの卒業式の日、お前にそう言ってればなにか変わったかな。
だけど、言えなかった。
俺どうしても医者になりたかったから」
私を見つめる空の頬が微かに赤くなる。
どうしても医者になりたかったからーー
「ねえ、どうして医者になりたかったの?
私、空の夢知らなかったよ?」
私達は幼馴染み。
なんでも、わかり合える存在。
だけど、違った。。
「覚えてないんだな、陽葵は」
えっーーーー?
遠い目をした空が私を見た。
私は不覚にもドキドキしてしまった。
だけど、言えなかった。
俺どうしても医者になりたかったから」
私を見つめる空の頬が微かに赤くなる。
どうしても医者になりたかったからーー
「ねえ、どうして医者になりたかったの?
私、空の夢知らなかったよ?」
私達は幼馴染み。
なんでも、わかり合える存在。
だけど、違った。。
「覚えてないんだな、陽葵は」
えっーーーー?
遠い目をした空が私を見た。
私は不覚にもドキドキしてしまった。